馬込文士村解説板 川端康成

臼田坂の途中に住んだ 川端康成(1866~1972) 小説家

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大阪府出身。19才の時に初めて伊豆へ旅行して以来10年間湯ヶ島を行き来し、旅先で【伊豆の踊り子】などの執筆活動を行った。
その後【雪国】、【千羽鶴】【山の音】などを発表。文化勲章・ノーベル文学賞を受ける。

川端康成は、友人の尾崎士郎の誘いで馬込に移り、この頃は主に文芸時評を執筆しています。無口で人付き合いの苦手な人柄でしたが、分子たちが多く住んでいた臼田坂の途中(解説板の辺り)に住まいがあったため、尾崎士郎らの訪問を度々受けることになります。
「賭で負けたので・・」と婦人がある日突然断髪姿で帰宅したり、自らもあらぬ恋愛の噂を立てられたりで、村の騒ぎを高見で見物…とはいかなかったようです。

参考文献 近藤富枝【馬込文学地図】

 

 

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